朝から晴れました。
今日もバイク弄り。最近、絶対乗るより弄る時間の方が多いですね。8:2くらい?
DRのキャブです。
TKって聞いた事ないんだけど・・ 一応MadeInJapanとはある。まがい物の中華みたいにStandardOfJapanじゃないから。(笑)

ネットで検索したら、テイケイ気化器だそうです。まだ現存するけど、ミクニのように昔のキャブも作ったりはしてない模様。
エアボックスをずらして、比較的簡単にはずれた。

フロート室を開けると、何か落ちてきたんだけど・・

どうやら、ニードルジェットの回り止めのピンのようです。ニードルジェットは圧入ではなくて、簡単に外れる構造のよう。
メインジェットを外そうとしたら、ニードルジェットが供回りして外れない。どうやら前オーナーが糞力で締め付けて供回りピンの溝が壊れたみたい・・
スロー調整ネジは全閉になってるし、フロートは高過ぎ(液面低過ぎ)だし、どうなってるんだ・・・ で、ニードルジェットが緩くてキャブ本体から上下に動いてしまう。これって、ガソリンがメインジェットの穴以外から供給されちゃうってことだよなあ。
う~ん、このまま見なかったことしにして組むか・・ ちょっと迷いましたが、思い切ってメインジェットをドリルアウトしてニードルジェットを外します。

ピンはこの丸穴から抜け落ちた模様。

回り止めの溝が壊れている。

メインジェットを購入しようとスズキの純正部品を調べたら、キャブの部品は大半が廃番。しまった~、先に調べるんだった・・・(って、全然学習効果なし・・) TKキャブ部品で検索しても出てくるのは現在売られているCVキャブの部品ばかり・・
ええ~、キャブ付け替えないといけないの・・ ジェッティングとか面倒だなあ。
ダメ元でCL125A用に買ったKeihinのジェットを試したら付くじゃないですか。ああ、良かった~ マニュアルには#100とあるけど、手持ちは#110しかないのでとりあえずこれで。なぜかキャブ本体よりニードルジェットの方が長くてメインジェットを捩じ込んでもニードルジェットが固定されないのでニードルジェットをヤスリで削るなどの小細工ののち、何とか固定できた。ただ、回り止めピンの溝が壊れているので強く締め付けられない。走行中にエンジンの振動で緩んで落ちるかも・・
とりあえずはフロート高さを調整し、スロー調整ネジをマニュアルどおりに3回転半開けて、組み付けてエンジン始動。ガソリンはZ50Rのタンクから供給です。アイドルからのモタツキは解消されている。ああ、助かった。またしても危機一髪だったなあ・・
そろそろエポキシも乾いただろうから、ということで、DRのタンクを取り付けてガソリン入れてエンジン始動。問題なし・・・ ん、なんか漏れてるぞ・・ ああ、やっぱり。また別の場所から・・ もう開き直ってますから、ナイロンホイールで塗装を落として、またエポキシ攻撃。

サイドスタンドで停めるから左側に錆が集中するんですよね。でも今度こそは・・
ということで、プール。午後2時過ぎの裏庭の気温は26度、湿度40%、水温22度。ビール3缶で2時間。
プールから出てキルスイッチです。

当面はこんなもんでいいか。それともちゃんとした部品を買うか・・
後輪のスペーサーは、ブラリーマンさんのご指摘のとおりに逆向きにして取り付けました。ハブのボアに対して緩々で、如何にも頼りないし組むときにスペーサーが簡単に落ちて鬱陶しいけど、これがスズキ流だろうから。(笑)